【体罰】むしろマイナスしかないのに体罰をしてしまう悲しい理由【介護】

こんにちは、ゆぴです

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最近、体罰がネットでも話題になっています

僕も現役の介護士なので、よく耳にします

体罰はしませんが、割と同情します)

 

今回は体罰の必要性と

怒りをマネジメントしてプラスに作用させるテクニックを紹介します。

前半は介護の場面での体罰にフォーカスしてお話します

 

 

 

なぜ、体罰をするのか

 

こちら、2016年のみんなの介護の記事より抜粋した原因のグラフです

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最も回答が多かったのは、業務の負担が大きいです。

ほぼ半数を占めてます。

その次に仕事のストレス】【人材不足が占めてます。

 

結局のところ、人手不足が要因で職員1人あたりの負担が大きくなり

日々募るストレスをぶつける対象が高齢者になってしまっているとも取れます

 

国が定める介護職員の人員配置は要介護者3人につき、1人とされてます。

これが適切かどうかは揉めていますが、実際に介護施設のほとんどは満たしていません。

 

今後も職員1人あたりの要介護者の人数が増えていく事でしょう。

負担がどんどん増えていきます・・・

 

介護業界は多忙?

介護業界に入社する前と入社した後のイメージを比べました

1日の忙しさ、残業時間が思っていたより「忙しい」や「多い」と回答した職員はそれぞれ71.8%、50.7%。

さらに、休日出勤の回数が思っていたより「多い」と回答した職員は33.0%いました。

ここから、介護職は「多忙」と感じた人が多いというのが考えられます。

 

体罰で相手に与えるデメリット

ここからは、介護の観点だけでなく体罰が与える効果についてお話します。

 

現状のデータでは、体罰によってプラスに事が運ぶデータが報告されていません

ゼロかマイナスにしか影響をもたらさないので

体罰は無駄です、なんの得もありません

 

特に子供に行う体罰は、将来暴力的に成長するという事

悪い連鎖は止まらないという事です・・・

 

怒りを収めるアンガーマネジメント

アンガー(怒り)をマネジメント(経理・管理)するという意味です。

自分に感じている怒りをプラスに持っていけるようにするテクニックを紹介します。

 

衝動のコントロール

よく"怒りを感じたら6秒我慢する"と言われます

 それは、怒りの感情は突発的・衝動的なので、間を開けることで自然と収まるから。

ずーっと起こり続けている人がいないのと同じです。

 

6秒の理由は、怒りの感情のピークが6秒だからです

 

その間に客観的に自分の状況を確認し

何に怒りを感じているのかを分析してみるといいでしょう。

紙に書き出すエグゼクティブライティングも効果的です

 

思考のコントロール

相手と自分との価値観のズレを考えたうえで

「これって怒るべきことなのかな?」と考えてみる事です。

ここでのポイントは、妥協点を見つける点です。

 

行動のコントロール

最後にコントロールできる部分だけを操作する方法です。

最近怒った事を分析し「どのくらいに」「どのように」「どう変われるか」を

自分の妥協点に合わせて決めておきます。

 

怒りをコントロールし、無理なところは放置する。

諦める。というよりは「そんなもんなんだ」と受け止めてしまいましょう。

そうすればそこまで怒りの感情を持たなくて済みます

 

まとめ

誰しも怒りを感じてしまうのは仕方がないことです。

問題は、怒りの感情を相手にぶつけるのか、他へ向けて発散するか

ぶつける矛先の問題です。

 

実は、怒りの感情は、問題解決能力をあげたりする効果があったりと

プラスの側面もあります。

 

怒りをマイナスにしないように良い方向へ向けてみましょう。