【ステロイド】効く薬だけど注意が必要!

こんにちは、ゆぴです

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みなさんは、常に内服している薬はありますか?

特に、ステロイド剤は、副作用として太ってしまうというのが有名です

 

今回は、副作用や減量についての記事です

 

 

 

ステロイドの効果

 

ステロイドは、別名"副腎皮質ホルモン剤"と言われています

腎臓のうち副腎皮質で作られるホルモンのうち、糖質コルチコイドという成分を含んだ薬です。

 

  • 炎症を鎮める
  • アレルギーや免疫を抑える
  • 膠原病(関節リウマチ)
  • 気管支喘息
  • 肺炎
  • 腎臓病
  • 皮膚病
  • アレルギー

などの治療薬として使用されています

 

ステロイドの種類

ステロイド剤には、さまざまなタイプがあります

  • 錠剤
  • 塗り薬
  • 注射
  • 吸引

などです。

どれも、長期にわたって使用することで副作用が起きます。

 

確認!この薬がステロイド

以下の商品名の薬には

量の多い・少ないは別としてステロイドが含まれています

 

 

ステロイドで起こる副作用

 

感染症

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ステロイドの服用を続けている事で、感染症にかかりやすくなります

日頃の手洗いうがいは、欠かさずに行うようにし

人込みは避けるようにしましょう

 

高血糖

ステロイドには、インスリンを抑え、血糖値を上げる作用があります

甘いものや果物は食べすぎないようにしてください

 

糖尿病の方は、コントロールが難しくなるので注意です

 

高血圧

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1週間~4週間の服用で血圧が上昇します

薬の減量で改善しますが、治らない場合は降圧剤が処方されます

 

骨粗しょう症

骨の密度が落ち、骨折しやすくなる病気です。

だいたい3か月以上の内服で起きる副作用です。

注意したい副作用なので長期の服用を続けているのであれば予防薬を追加するなど

対策したほうがいいでしょう

 

太りやすい

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目に見える為、最も実感しやすい副作用です

食欲の増加によって太りやすくなります。

特に、顔,首まわり,肩,胴体に脂肪がつきやすくなります

 

食事の管理・薬の減量が唯一の改善方法です。

 

脂質異常症

コレステロール中性脂肪など

血中の脂肪が増えてくる状態脂質異常症と言います

軽い場合は食事で、重度なら薬での治療になります。

 

胃腸が悪くなる

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長期的な服用により、胃潰瘍のリスクが上がります

治った個所が再発する事もあるので、食べすぎ・喫煙はしないようにしてください

便秘にもなりやすくなります。食物繊維を積極的に採るといいでしょう。

 

白内障緑内障

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ステロイドの長期服用により

白内障緑内障が起こる場合もあります

服用中は定期的に眼科に行くのをオススメします

白内障

目の水晶体が曇って、物が見えにくくなる

緑内障

眼圧が上がり視神経を圧迫し、視野の低下・失明に至る

 

精神症状

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ホルモンの変化で精神にも異常をきたします

特に、不眠になりやすくなります。

気分の浮き沈みも起きますが、これは時間の経過で治まります

 

筋力の低下

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副腎皮質ホルモンのタンパク質異化作用により筋肉の細胞成分が分解

筋肉が繊維化する症状です。

腰や足に力が入らず、階段の上りがキツくなります

ステロイドの減量で改善する症状です

 

骨壊死症

骨の細胞が死ぬ事で、組織が壊れてしまう症状です

特に、体重のかかりやすい足の筋力が低下します

股関節に痛みが出たら、症状のサインです。

 

急に辞めるのは危険!

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長期的にステロイドを服用している人は

副腎が委縮しており、ステロイドを作る機能が低下しています

 

副作用が怖いからと言って、急にステロイドを辞めてしまうと

体内にステロイドが無くなり、離脱症状が起きて危険です

命に関わる可能性があります。

急な服用中止は辞めてください!

 

ステロイドの減量方法

離脱症状を抑えつつ、ステロイドを減らす方法です

 

減量の基本は

2、4週間で全体の1割を減らす

これが離脱症状を起こさないように、少しずつ減らす減量方法です

 

※病気の症状や副作用の状況で変わります

本気で減量を考えている人は、医師・薬剤師に相談し、適切な指示を受けてください

 

 

おまけ

プロフィールアイコンが、ついに実写化しました

ずいぶん良い時の写真ですが

 

アイコンが変わっても相変わらず記事を投稿します

今後ともよろしくお願いします