【介護】人工知能が導入されるとどう変わる?
こんにちは、ゆぴです
慢性化して人手不足と言われている介護業界ですが
それを補う為の人工知能(AI)が導入されると、どうなるのか検証してみました!
見守りいらずで健康チェックができる
IoTを活用する事で直接部屋に見回りに行かなくても高齢者の安否確認が行えるようなシステムが導入している介護施設があるようです
IoTとは
Internet of Thingsの略でインターネット経由でセンサーと通信機能を持つモノの事です
例えば家の鍵の締め忘れ、電気・ガスの消し忘れで外出した際に
「鍵締めてないよ」「電気とガスがつけっぱなしだよ」
と遠隔で教えてくれる便利なシステムです
IoT導入するとどう楽になる?
24時間365日カメラいらずで見守り
介護の仕事で見守りは、思っている以上に負担になりますよね
AIを導入すると体温センサーを取り入れての見守りを行います
異常があれば通知が来るので、迅速な対応も可能になりますね
カメラを使わないので高齢者も不快感を抱かないのは素晴らしい配慮ですね
ちなみに、現在地や異常だけでなく
- 起床
- 転倒
- 睡眠の質
- 食事の量
- トイレのタイミング など
さまざまな事がその場に行かなくても分かるので
介護における負担はグッと減少するのではないでしょうか!
異常をすぐ検知し、知らせてくれる
「心拍数の上昇」「体温の上昇」
と言った、血圧計や体温計が無いとできない事もセンサーで察知し
異常があれば知らせてくれます
不測の事態や、一刻を争う緊急時の対応の遅れをカバーできます
徘徊・排泄もセンサーで教えてくれる為、通知があった時だけ行けばよくなります
業務改善で、満足度が上がる
これはAIを導入する事で、介護における負担を大幅に改善され
更に寄り添ったコミュニケーションに時間を回せます
入居している高齢者も、監視されている不快感が無くなるため
満足度が上がり、より快適な生活を送る事ができます
職員にとってもメリットが!
教育の改善
入社して、教育していてもすぐに辞めてしまう…
そんな悩みもAIによって改善されます
今までは先輩職員が付いて教えていたため、休みの場合は他の先輩に付いて教わる事が介護現場では当たり前でした
でも、人が変われば教える内容も違ってくるので新人職員は混乱してしまいます
このような問題も解決し、離職率の改善も狙えます
健康状態を記録して、健康管理が可能
各個人の健康状態を把握し、データを管理します
知りたい人のデータもすぐに引き出せるので、引継ぎの手間も省けます
データの蓄積が各高齢者に行われる為、最適な療養プランを提案してくれるので
職員たちは効率的にケアに取り組むことができます
身体介護を担ってくれるロボットもある!
先ほど紹介した人工知能は"AIさくらさん"のシステムになります
tifana.aiこちらは、基本的に"見守り"や"会話"が主になっていて
高齢者の体に触れる、身体介護は行いません
(それだけでもかなり業務改善されるので、画期的ですが…)
しかし、介護の世界にいる人たちに朗報です!
身体介護を行っているロボットも既に開発されているようです
すでに知っていたらゴメンナサイ
介護支援ロボット研究用プラットフォームROBEAR(ロベア)
このロボットは、人の柔らかい感触を持った体を活かして
ベッドから車いすと言った移動を行ってくれます
同じ人間に抱えられて移動しないので
抱えられている申し訳なさといったネガティブな感情を抱かなくなるようです
こちらはまだAIが導入されておらず、移乗を行ってくれる機能がメインです
技術の進歩でAIが導入されれば、移乗中も面白い話をして
相手を喜ばせてくれるかもしれないので期待大ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
調べてみると、既に色々とAIを活用したものはあるようですね
技術の進歩ってすげー!
後の問題は、コスト面でしょうか
これだけハイテクな技術を導入すると
導入費や維持費だけで経営者も頭を抱えてしまうくらいの費用になっています
コストの問題はかなり難しい話になってしまいますが
介護する職員も、お世話になる高齢者に対しても
快適な環境になるように、工夫し2025年問題に備えていって欲しいと考えます
こちらは、まだ介護施設に入所しないけれど
高齢者が1人暮らしでなかなか会いに行けずに心配な世帯にオススメです
気になる人はぜひチェックしてみてください