相手にお得感を与えて好かれる方法
こんにちは、ゆぴです
今回のテーマは
セールスではもちろん、人間関係を友好にするのにも役に立ちます
お得だとなぜ好かれる?
人間はとにかく"サービス"や"おまけ"が大好きです
〇〇を買ったら△△を追加でプレゼント!
某ピザ屋ですと
ピザを店頭で1枚買ったらもう1枚無料!
みたいな、購買意欲を注ぐようなアレです
1枚で良いから半額にしてくれと思いますww
"おまけ"がかなり効果的
南カリフォルニア大学の研究では洗車屋のクーポン券でこんな実験をしました
- 10回の洗車で1回無料サービス。(ただし、最初から2個のスタンプが押されている状態←おまけつきの条件)
- 8回の洗車で1回無料サービス(おまけなしの条件)
よく考えれば、どちらも無料サービスの条件は"8回の洗車"で変わりません。
9か月後にクーポンの利用率を調べた結果は面白い事に
- おまけをつけた場合は34%の利用率
- おまけなしの場合は19%の利用率
おまけがついている事で利用率がグッと上がったという結果でした!
おまけは付けないとダメ?
この実験では、おまけが有効なのを証明しましたが
おまけを「つけている」と見せかければいいわけです。
レストランなら
ランチ(コーヒー付)
の(コーヒー付)の部分を消して、サービスのように提供すれば
相手にとっては、最初から付いている事実を知らない為、充分おまけになります。
おまけを上手につかうサプライズ法
おまけの渡し方にもひと工夫する事でこその効果はいくらでもあげる事ができます。
モンマス大学のデビット・ストローメッツ博士の研究では
ウェイトレスの女性に、チョコレートの入ったバスケットを持たせ
注文を取った時にチョコレートをプレゼントさせるという実験で
2パターンの行動をしてもらって、貰えるチップの量を比べました
- バスケットからチョコを2つ取ってもらう
- バスケットからチョコを1つ取ってもらう、立ち去った後に振り向き、「もう1つどうぞ」とチョコを1つ渡す
どちらも、貰えるチョコレートの数は2つですが
相手の予想を良い意味で裏切った2つ目のパターンの方が、貰えるチップが多くなりました。
「え!ホントにいいの!?」
そう思わせるサプライズでおまけをつけた方が効果が上がるという結果でした。
人間関係でも活かしてみよう
おまけって言うと、商売でないと使いにくいな・・・
と思ってしまいがちですが
おまけは、どの場面でも使えます
待ち合わせでは、ホントは10分で着きそうな場面でも
「20分くらいで着くよ~」
と言っておけば、良い意味で相手を裏切る事ができます
※もちろん逆に遅れるのは良くないので注意
職場でも相手が他の業務をしている間に
相手の仕事を済ませておけば、それもサプライズになります。
※ここでも手伝う仕事は雑務程度にしておきましょう
あまり責任のある仕事を手伝うと相手の立場を無くしてしまいます
あと、いいように使われない程度の仕事にしておきましょう!
このように、おまけの使い方は考え方によってはいくらでもあります。
自分なりのオリジナルのサプライズ方法を見つけて試してみてくださいね