相手の心を開かせるラポールの築き方【心理学】
こんにちは、ゆぴです。
今回はこちらの本からみなさんの役に立ちそうな部分をピックアップし解説します。
図解版 なぜ、占い師は信用されるのか?/石井裕之【著】 | ||||
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今回のテーマは、相手に”親密な関係”や”信頼関係”を築くのに役に立つテクニックです。
そのテクニックとは?
もしかすると、自然とやっている人もいるんじゃないかなってテクニックですが
ミラリング(Mirroring)というテクニックです。
同じタイミングでカップを置く・・・
そういった鏡写しのようなテクニックです。
これをすると「あの人、私とフィーリングが合ってるわ」
と親近感を感じるようになってきます。
これは、実際に効果があり”ました”
過去形です。
なぜ過去形なのかというと、これはあまりにも多くの人が知ってしまっているから
知っている事をしても相手に勘づかれておわりです。潜在意識にまですり込めないのです。
ここからは、現代でも使えるテクニックをいくつか紹介していきます。
★自己暗示
”相手の反応は自分の心の鏡像”と思い「相手が心を開いていないのは自分が心を開いていないから」と考えます。
じゃあ、どうやるのかと言うと、自己暗示です。
「あの人が好きだ、あの人と会うと楽しい・・・」
などポジティブな事を会う前に考えてみてください。
既に会っている人であれば、その人のいいところを考えてみるのも良いですよ!
いい事がなかったら無理やり作りましょう
★近くにいる体感をイメージする
自己暗示だけだと、逆に不安になる場合もあります。
例えば、医者が「大丈夫、本当になんでもないよ」と言われれば言われるほど不安になるのと一緒です。
自己暗示しててもふと「ホントはあの人嫌いだしぃ」と思ってしまうものです。
今度は実際に相手と会った時に、手を伸ばせば体に触れる距離にいるイメージをします。
人にはパーソナルスペースがあります。
近ければ近いほど、親しい関係になっています。
実際に近づくのは、自分も嫌だし、相手にとっても気味が悪いと思われます。
だから、イメージです。実際に近くにいるイメージ。
潜在意識はありがたいことにリアルと空想の区別がつきません。
近くにいる(イメージだけど)=あぁ、この人とは親しい関係なんだな
と思わせます。
人は、頭の中で違和感を感じた場合、都合の良い解釈をして納得させます。
自己暗示と併用する事で効果があるテクニックです。
★自身があるように見せる
具体的に結論から言うと、目を見る事です。
って聞くと「なんだそんなことか」と思う人もいるでしょう。
大体の人は、相手と目を合わせた時に緊張感が生まれてしまって返ってマイナスに作用してます。
そこで、相手の意識の側を見抜くテクニックを紹介します。
↓ちょっと長いですが全文読んでみてください↓
人に右利きと左利きがいるように、意識の側にも右か左か分かれています。
じゃあどうやって見分けるか。いくつかチェックポイントがあります。
例えばカバンをかけている人がいたら、無意識の側にカバンをかけている人も多いし
前髪を分けていたら、おでこが出ている側が意識の側になります。
ちなみに僕は左にカバンをかけて前髪を分けるとおでこは右に出ます。
典型的な左が無意識で右が意識の側です。
ビラ配りをする時は意識の側、声をかけるときも意識の側からしたほうが成功率は高くなったりします。
もし、カバンをかけてなくて、髪の毛の分け目がない、オールバックみたいな人だったらどうするか?
些細な点ですが、瞬きを見ます。左右ともに若干のスピードの差があります。
動きが鈍い方が無意識の側です。
ダラダラと書きましたが、多分読んだ人は、読んだ後に瞬きを多めにしたんじゃないかなと思います。どっちが遅かったでしょう?どっちが意識の側でしたか?
相手と話している時、相手の意識の側はどちらかを観察してみましょう。
自然な感じで目が合うんじゃないでしょうか?
それは相手を”心の窓の目”として見るのではなく”生物学的な目”で見ているから。
揺ぎ無く、涼しく相手を見つめる事ができるでしょう
見る事に集中しすぎると、話が入ってこないのでほどほどに!
★まとめ
第一印象は3~5秒で決まり、相手に与える印象は
- 言語情報7%
- 聴覚情報38%
- 視覚情報55%
と目に見えた情報が半分印象付けています
じゃあ印象を良くしましょうよって話です。
今まで書いた、自己暗示やパーソナルエリアに入っているイメージによる認知的不協和を起こす。
相手の目を生物学的な目で見る事。
これで相手には”自信がある”とプラスになりますが。
頭ボサボサだったり猫背だと、非常にもったいない事になります。
逆に考えれば、見た目を極めれば半分は好印象になれるってことです。
図解版 なぜ、占い師は信用されるのか?/石井裕之【著】 | ||||
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