【トクホ】特定保健用食品がまったくあてにならない話
こんにちは、ゆぴです
よくコンビニやスーパーで
食事の前に飲むと体脂肪を抑える飲料水とか置いてありますよね
こんなマークの、いわゆるトクホの商品ですね
今回は、トクホがまったくあてにならない話をします
トクホとは
有効性、安全性などの科学的根拠を示して
国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた食品のことを指します。
国からのお墨付きのある商品となると、それなりの信ぴょう性と効果があるように思われますね
審査があてにならない
例えば1日1本"ボス グリーン"を16週間飲み続けると
お腹の脂肪面積が20.8㎠も減るそうです
肥満の男女46人を対象にしたデータで専門の科学誌に書いてあった正式なデータです。
じゃあ20.8㎠も減るってどのくらいスゴいかと言うと
ウエストが85㎝の人にとって、-2㎜程度の効果でしかありません
16週間もかけて飲み続けても実感できるか分かんない程度細くなるだけで
費用対効果は最悪です。
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じゃあなぜ審査に通ったのか
この程度の効果で、なぜ国からお墨付きが貰えたのでしょうか?
実は、トクホの審査は"消費者が効果を実感できるか"ではなく
"統計的にデータがあるか"で審査され
審査が通って初めて例のマークが商品に張り付けられるわけです
データが少なすぎる
この実験では46人の実験で、凄い効果があるようなダイエット効果があるように言っています。
ハッキリ言って少なすぎます
科学の世界では、このような実験は数十件を取り上げて、それぞれを精査してから判断をするのが普通です
そう考えると、たった1つの実験で効果があると言ってしまうのは
「私は、この方法で痩せました」
レベルの根拠しかないんです
まとめ
サプリや健康食品は厳格な判断基準がないので
あいまいで、少ないデータを大げさに謳っている商品も多くあります
専門家の意見は全くあてにならない
よく白衣を着た人が「〇〇が効果がある」とTVで言っている番組がありますが
あれは素人の感想レベルであてにならないと思っていいでしょう
以下に信用できる情報ランキングを載せますので、参考にしてみてください
- メタ分析(多くの実験をまとめたもの)
- RCT(客観性が高い試験方法)
- 観察研究(一般人の生活を観察するもの)
- 専門家の意見
これだけを頭にいれて通販番組を見てみてみると
「この話、どこで根拠だしてくるかな~」
と疑いの目で見る事ができ、無駄な誘惑に負ける事も少なくなると思いますよ!
この本がとても参考になるのでよかったら読んでみてください!!
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