一生懸命に働かない、仕事の鉄則10選【書評】
こんにちは、ゆぴです。
昨日に続いて書評記事になります。
仕事に対しての考え方が変わると思い、この本を読みました。
ラクをしないと成果は出ない 仕事の鉄則100 /大和書房/日垣隆 (文庫) 中古 | ||||
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今回はこの本に書いてあったアイデアをピックアップして紹介します!
書籍の概要
この本では、仕事をする上でのムダを省き、自分なりの工夫を入れて仕事の効率化をする為のアイデアを100個まとめてあります。
10個ずつジャンルに分かれてあり、幅広くアイデアを展開しています。
この書籍の特徴は、1つのアイデアが2ページでまとめてあり
ページをめくると次のアイデアが紹介されています。
この書き方が、かなりツボで
ページをめくるたびに「キリにしよう」と思っても読み続けてしまう!
各ページに"もっと読みたくなる"仕組みが自然と仕込まれてるかもしれません!
総237ページです。
仕事効率化のテクニック10選
100個全てを紹介するわけにはいかないので
個人的にいいなと思った部分を10個紹介します!
テクニック➀ 気になったら買ってみる
買い物をする時、女性の方が男性より時間がかかります。
これは、男性は"目的"を定めて買い物に来ているからササっと済むからです。
買うメーカーも同じ物を好んで買ったり…
食事も美容院に行くのも、行きつけの店行きます。
男性はどこかで"人生のベスト"を決めてしまいがちです。
1つに専念する事は、響きはいいものの、実は危険かもしれません。
生き方でなく、興味なら多く持っていた方がいいに越した事はありません。
特に"買う"行為は"興味を広げる"事になるので、その点は女性が優れています。
ものを買う=体験を買う です。
興味のないイベントのチケットも買って行くのもいい体験です。
例えば"iPod"が気になったから買ったとします。
半年後にコンパクトになった"iPot mini"が発売されたとして、後悔する事もありません。
"iPod mini"から買い始めた人よりも、半年も「ipodを体験」し「iPodを見る目」が培われたわけなので、むしろ得したわけです。
良いか悪いかは買ってみないと正しい判断ができないという事ですね。
テクニック② ブログは世界中の井戸端会議として立ち聞きする
立ち聞きのメリットは第三者がいたら聞けない事まで話しているところです。
新商品のモニターに呼ばれたとしても、担当の人がその場にいるとなかなか本音は言えなくなってしまいます。
現実的に立ち聞きすると、下品だと思われてしまうかもしれませんが
ブログは下品と思われることなく効率的に立ち聞きが可能です。
インプットの点においてはブログを見るのはとてもいい事です。
(僕はアウトプットを兼ねてブログを書いているので見て参考にしてくれればwin-winのになります。ぜひこれからも読んでね!)
テクニック③ アイデアは他人の頭で揉んでもらう
よく、アイデアが閃いたら「盗まれないように」自分で抱え込みがちです。
アイデアの卵はひとりで温めても、孵化しないというのは前提です。
ひとりのアイデアが全くのオリジナルというのはほぼありません。
「大福」+「アイス」=「雪見だいふく」というアイデア商品が産まれるのと同じ仕組みです。
アイデアが閃いたら、誰かに話してみましょう。
「パクられる」「けなされる」と言った心配は無用。
話すのは専門家じゃなくて、知人や家族でもOK
話した結果"疑問"が相手に生まれたら、そのアイデアは伸び代アリ!
どんどん揉んでいいアイデアに発展させましょう。
「ふーん」で終われば脈ナシかもしれません…
ビジネスアイデアの相手はほとんどが"素人"が相手です。
知識がない人も興味を持ってもらい、お金を出してもらえるのが定石です。
アイデアに関して書いた記事が他にもありますので、こちらも参考にするといいかもです。
テクニック④ 自爆しない
ビジネスによる自爆は3つあります
- 嫌な事に理由を3つ以上言う
反対する事に対しての"全力の理由"が無いと簡単に論破されてしまう上に、相手からの信頼も落とします。
何かを断りたい時は、理由は2つ以下にしておきシンプルにしておきましょう。
- できない事をできると言う
自分の力量を見計らって、できもしない事を引き受けて大やけどをしてしまいます。
もちろん、やり遂げたら大きな成長ですが。ちょっとリスク高めです。
"できなかったら迷惑かける"事を忘れずに。
- できない事を他人のせいにする
「あの人の返事が遅いからできなかった」などの言い訳は自爆するのでやめましょう。
ビジネスにおいては、それを踏まえて早く動かなかった自分の責任です。
他人を変えるより自分を変える方がはるかにラクです。
テクニック⑤ 「好き」を安さの言い訳にしない
給料が安くても「好き」だから働いている人がいます。
これは、禁句です。
もちろん、修行中の身で安い給料でも我慢するのは仕方のない事です。
それが5年10年と続いていても「好きだから」で通りますか?
相手に求められる事は有料なのが、資本主義の基本です。
安い=そこまで求められていない
とシビアに受け止めるべきです。
代替えの効かない自分だけのスキルを身に着けていく事がこの時代を生き抜くためには必要な事でしょう。
テクニック⑥ 自由の為に健康を維持する
いくらお金と時間が余っていても、健康でなければ人生の選択肢は狭くなります。
ラクをして成果を上げるには、健康管理も重要です。
若いうちは、仕事を足し算のように増やせますが
年を重ねると、仕事を引き算のように減らさないとキツくなります。
定年した後に「これをやるぞ」と決めても、体が動かないもの。
できるなら、定年の前に定年した後の目的を決めて無理のない働き方を心掛け、日々健康に気を配っていきましょう!
テクニック⑦ 出欠を迷うイベントは行かない
基本的に迷いは"時間の無駄"です。
いく事に迷ったイベントは、行っても得るものが無く、楽しめずに終わるかもしれません。
いっそのこと、迷ったら行かないと決めるとラクです。
途中で気が変われば、行けばOKです
「欠席にしましたが、参加してもいいですか?」
と聞くと、だいたい快く承諾してくれます。
参加するにしておいて、キャンセルになるよりは相手に迷惑もかかりません。
テクニック⑧ 同じネタで稼ぎ続けない
今の時代"一生食っていけるネタ"はほとんどありません。
人工知能などに仕事を奪われる可能性は常に想定していきましょう。
とはいえ、トラックの免許を取って稼いだら、弁護士の勉強を…
といったネタの取り方はしなくてもいいです。
同じネタから"応用"していきましょう。
トラック運転士なら運転スキルだけでなく、物を持ち上げる強さもあります。
他の営業所と関りがあるなら、コミュニケーション能力もあります。
スキルは小さくてもたくさん持っているのがオススメです。
同じマグロでもネギトロや鉄火巻きといったようなアレンジでしょうか?
テクニック⑨ 忘れる事を前提に「忘れてもできる仕組み」を作る
人間どうしても忘れてしまいます。
なら忘れても大丈夫なように仕組みを作っておくのが効率化のコツです。
絶対見る場所にメモを張り付けておくといった工夫だけで、忘れ物のプレッシャーから解放されます。
特に急いでいない面倒な事は忘れやすいのでメモする癖をつけましょう!
テクニック⑩ 旅行用の持ち物リストをつくっておく
旅行となると、ギリギリまで準備をしない人がいます。
直前まで準備する人の大半は「なんとかなるさ」思考の人。
宿探しも片っ端から電話すれば、泊まれるところがあるので"なんとかなる"わけですが、選択肢は事前に準備した人に比べて格段に少ないです。
宿代が予算より高かったり、交通が悪いとこのリスクもあります。
そう考えると、早めに準備する人の方が明らかに効率がいいわけです。
"なんとかなるさ派"の人には優秀な人が多いですが、トータルしていくと事前準備をした方が、損失は少なくなる事は忘れないようにしましょう。
旅行に行く前提で"旅行の荷物リスト"はあらかじめ作っておくといいでしょう。
まとめ
100ある中から10個をピックアップして紹介しました。
だいたい3500文字になりました。
全部紹介したら単純に10倍で3万5000文字と大ボリュームになってしまいます!
言われてみたら「そんな事か」って事もありますが、改めて考えてみないと活かせないような、大切な考え方が多く載っていますので、僕も何回か読み返して頭に焼き付けていきたいと思います。
1つ1つのトピックが手軽に読めるので、電車の中やトイレの中といったスキマ時間に気軽に読めるいい本です。
ぜひお手に取って読んでみてくださいね。
ラクをしないと成果は出ない 仕事の鉄則100 /大和書房/日垣隆 (文庫) 中古 | ||||
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